<   2010年 04月 ( 23 )   > この月の画像一覧
渋響pH:2.0 day2
3月28日(日)

渋響pH:2.0 2日目。

宿のチェックアウトの時に、去年もお世話になった宿のおばあちゃんが「ちょっと待って!!」と言って、りんごをくれた。
皮がむいてあって、軽い塩水で漬けて変色を防いでくれている。
地方には都会とは違って、落ち着きと優しさがある。

臨仙閣で、松田れい子さんという大正3年生まれのおばあちゃんの読む紙芝居のBGMを付けさせてもらった。
僕はれい子さんの紙芝居を聞いた事がなかったので、内心とても不安だった。
しかし、紙芝居が始まると、その内容の素晴らしさに導かれて、自然と弾きたい調やテンポ感が出てきたので、お話を聴きながら即興で気持ち良く合わせさせてもらった。
話の展開がまた素晴らしいので、どんどんモチーフが生まれる。
全部で3話お話してくださって、どれも全然違った内容だけどとても良いお話で、僕も変化をつけて臨んだ。
朝なので、最初はお客さんも少なかったけど、人がどんどん集まってきて最後にはたくさんの人が聴いていた。
れい子さんはとてもお茶目でかわいらしく楽しいおばあちゃんだった。
たくさんの方から好評をいただけて、嬉しかった。

大湯に機材を移し、演奏。
haruka nakamuraさんがこの場所にいないのが悔しかったので、harukaさんの曲をやると、どんどん人が集まってくる。笑
凄い。笑

無事演奏を終え、今度はスノーエフェクトのそば打ちライブのため、金具屋に移動。
機材をセッティングすると、星さんが無言で浴衣を差し出してくるので、受け取り、着る事にした。
まどかさんを発見したので、また着付けしてもらった。ラッキー。あねごありがとう!

そば打ちライブでは星さんが出すビートに意図してか意図してないのか、おばちゃん達のそばを打つ音が合うのが可笑しかった。
そば打ちの様子を見ながら演奏した。

終わった後でそばをいただいた。
何かの葉っぱをつなぎとして使っているこの蕎麦の美味さと言ったらハンパなく、間違いなく今まで食べた蕎麦の中で一番美味しい蕎麦だった。
超美味い。
金具屋のかずきさんも一番美味い蕎麦だと思いますと言っていた。
天ぷらも美味かった~。

金具屋を降りると、大湯でcobiさんとnaoさんが演奏していたので、聴いた。
ずっと聴いていたかった。二人共ほんとかっこいい。

少し空きの時間ができたので、散歩したり、やりやに行ったりして、温泉街を楽しむ。

臨仙閣に着くと、今回の星さんからの最後の指令「蕎麦粉のガレットを作る」をやる事になった。
星さんが朝採ったというふきのとうと、青年部の方から用意してもらった食材を手に臨仙閣のキッチンに行くと、地元のおばさん達が作業中で、一癖あるおばさんが最初から喧嘩ごしに色々言ってきて面食らった。
臨仙閣のキッチンは今は使われていないので、全ての機材を持ち込んでいるそうで、色々とあるストレスをぶつけられた。
僕が端で料理をするのもとても迷惑なようだった。
始めから一人で超アウェイな状況で泣きそうになる。
嫌みな事を言われたり説教を受けて悔しかった。
まずはおばちゃん達と仲良くなる事が課題。

まず、なんとか作業場を与えてもらえるようになった。
そして、少しずつ話ができるようになってきた。
少し機材を貸してもらえるようになってきた。
調子の悪い火を直してくれた。
ふきのとうを分けてくれた。
ふきみその作り方を伝授してもらえるようになった。
おばちゃん達の作っているという味噌の話を聞く事ができ、味見させてもらえた。
おばちゃん達の作っているてんぷらをくれた。
なんでも機材を貸してもらえるようになった。
最後には、「私たちの協力できる事ならしてあげるから」と言ってもらえるようになって、おばちゃん達と打ち解ける事ができた。
ラストのライブの裏側ではこんなドラマがあったんです。。。

こんな葛藤や機材などで色々苦戦するも、なんとかガレットを焼く事ができた。
が、ガレットとりんごとふきのとうを結びつける事がうまくできず、失敗に終わってしまった。
やはりガレットは熱いまま食べたいし、そば粉の味が口の中に残るので、スイーツとしては難しいので普通にりんごと合わせるのは難しい。
味の核となる決め手を作り、そのうえでソースとしてふきみそを用いるなら可能性はあるが、ガレットとふきみそだけでは素朴すぎる。
とにかく今回は色々と準備不足すぎた。反省。
かなり悔しく恥ずかしく悲しかったが、とても良い経験ができたと思う。
色々な方に迷惑をかけてしまった事が申し訳ない。

今年も青年部の方々の木遣りで終わった。
去年の渋響の時に生まれた響花ちゃんがとてもかわいかった。
かずきさんの子供の名前がさくらになる事がとても嬉しかった。

今回も色々な人達の素晴らしさに触れる事ができて、とても良いイベントだった。
温泉街の人達は心も温かいので、温かいドラマがたくさん生まれる。

今回は「桜薫」の部屋で一足早く花見を楽しみ、くつろぐ人達がたくさんいたらしい。
あの部屋は間違いなく今回の渋響の一番重要なシンボルとして人々を待ってくれていたと思う。
圧倒的だった。

僕も2010年度、心新たに頑張ろうと思った。


a0040371_2115023.jpg
松田れい子さんの紙芝居

a0040371_212142.jpg
a0040371_212674.jpg
a0040371_2121269.jpg
おばあちゃんがくれたりんご

a0040371_2121985.jpg
リハ中

a0040371_212279.jpg
のぞく

a0040371_2123449.jpg
a0040371_2124067.jpg
a0040371_212528.jpg
Coupie.jp + nao

a0040371_213078.jpg
a0040371_213950.jpg
黒く塗ってみたしぶざるくん

a0040371_2131976.jpg
帰りは大雪

a0040371_2133135.jpg
一足早い花見
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-15 03:36 | music
渋響pH:2.0 day1
3月27日(土)

渋響pH:2.0 1日目。

ユンディと北藤岡という駅で待ち合わせて、車で渋に向かう予定だったが、予定時刻になっても来ない。
ユンディは道を間違えたらしく、僕は時間を潰す事にした。
何かないかと歩き続けるが、ほんとなにもない。
9時なので、お店もやっていない。
重いものを持っているので、すぐに疲れてしまい、体力は温存しとかなくてはならないと思い、奇跡的にやっていたうどん屋さんに入る。
うどんとカレーとコーラでゆっくり時間を潰すも限界が来て、お店をあとにする。
古ぼけたゲームセンターにやってきた。
客は僕一人で、全然魅力的なゲームがないので、将棋のゲームをやった。
左下に5分がカウントされていたので、これがゼロになると考える時間がなくなるんだなと思いゲームを進めていると、時間がゼロになり、まだ勝負は始まったばかりなのに、「続きをプレイする場合は100円を入れてください」と出るので、アホらしくなってやめた。1時間もプレイするには1200円もかかるんか!
長くプレイできるゲームが良いと思い、野球のゲームをする。
打ち続けたので長く遊ぶ事ができた。3回裏が終わったところで、「続きをプレイする場合は100円を入れてください」と出るので、かなりの点差で勝っていたものの、放棄する事にした。
ゲーセン恐ろしや。

コンビニでフリーメイソンの真実という本を読みながら時間を潰した。
フリーメイソンは知れば知るほど怖くなる。でも気になる。

僕はこんな日にこんな辺境の地で何してるんだろうと悲しくなる。。。

ユンディが2時間遅れでやっと到着。
もうぐったり疲れてしまっていたので、かわいそうだった。

僕は2時間しか寝ていなかったので、寝させてもらうと、あっという間に渋温泉に着いていた。凄く近く感じた。

僕らは遅刻常習犯で、前もって頑張っても空回りして結局遅刻してしまうので、申し訳なさすぎて、みなさんに合わす顔がなかった。。。
ほんとすみません。

リハを終え、大湯に機材を移す。
昨年は大湯で凍えながらユンとharuka nakamuraさんと演奏した事を思い出して懐かしかった。

渋に来たらまず「やりや」に行かねばならないと、やりやでおなじみ「アルプスを思わせる蕎麦」をいただく。

渋響が始まった。

完全即興で大湯で演奏を始めた。
今年は去年に比べて寒さが平気だな~と思って楽しく演奏しているのも束の間、10分後には手が動かなくなった。長野の寒さをなめていた。
音に気持ちを集中させようと目をつぶって演奏をしていると、ユンが「雪だ!」と言って、目を開けると雪が降ってきたので、これは遅刻した僕らに対する罰なのだと、その雪を受け止める事にした。

演奏を終え、僕らが泊まる宿にチェックインしに行く。
ここは前回僕らが奇跡的に泊まった場所で、あの時同様今回も他に宿泊客がいない、貸し切り状態だった。
凍える身体を温めるために宿の温泉に行く。
色々と野放し状態のこの宿は、おそらく源泉をそのまま入れているため、熱すぎて入れない。無理に入りでもしたら全身大ヤケドだ。
水を全開にするも、ある程度広い浴槽はなかなか冷めない。
ユンディと必死に浴槽の湯を外に出しながら、混ぜ続け、やっと入る事ができた。

臨仙閣のインスタレーションを見て回る。
「桜薫」というお花の部屋が素晴らしすぎて、めちゃめちゃ感動した。言葉にはできない衝撃と感動だった。

cobiさんとnaoさんの音楽がとても良くて感動した。
益子で聴いた時からかなり二人の音楽が色濃くなって、cobiさんの浮遊感のあるギターにnaoさんの透明な声が良い空間を作っていた。
naoさんの詩の世界と曲の雰囲気も独特で鳥肌が立ちまくった。
ほんと凄い。

今回もスノーエフェクトのライブに参加させてもらった。
スノーではみんなが浴衣を着ていないといけないらしく、星さんから渡されたので、着る事にした。
まどかさんが手伝ってくれて、とてもかっこ良い着付けをしてくれた。
前にもライブでやった曲や、先日星さんのお手伝いで弾いた映画の曲などで鍵盤を弾かせてもらった。
星さんが横で「イイネ!」と言ってくれるのが嬉しい。
竹村さんが僕の音もミックスしてくれるので安心だった。

僕ら(いろのみ)は本日のトリを務めさせてもらった。
演奏前にお花の部屋に行って、ぼんやりしていると、イメージが湧いて、見えた。
「春訪」という新曲から始めた。
春の訪れのセンチメンタルで少し切なく、でも温度や香りが良い感じのイメージを目指した。
ユンディと音に集中してとても楽しく演奏する事ができた。
時間帯的にも良い意味で眠くなる音楽にしようとユンディに言われていて、僕ら的には良い眠気の中で演奏した。

夜はみんなでやりやで飲み会。
堀田さんが面白すぎた。

酔って眠くなってきたところで、宿に戻る事にした。
寝る前にユンディと宿の温泉に行くと、昼間湯を冷まして、熱い源泉のホースを入れておかなかったせいで、湯は完全にぬるくなってしまっていた。
ひとまず湯船に浸かるも、寒い。
選択肢、
1.このまま湯につかりながら熱くなるのを待つ
2.外湯に出かける
で悩み、僕らは究極の選択肢
3.女湯に行く
を選択してしまった。
(もちろん宿が貸し切り状態だったため。)
そのまま湯船に飛び込みたかったが、やはり湯が熱すぎたので、前回同様、ユンディは湯を捨て、僕は水を持ってきて、二人で混ぜるを続け、なんとか熱い湯に入る事ができた。

めでたしめでたし。
後半に続く。


a0040371_158183.jpg
修行のステージ、大湯

a0040371_1582587.jpg
アルプスを思わせる蕎麦

a0040371_1583264.jpg
snoweffect

a0040371_1585160.jpg
ライブ前、ウォーミングアップ中のユンディ

a0040371_1585913.jpg
天才掘田さん

a0040371_1591084.jpg
桜薫の明かり
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-15 02:08 | music
Web shop
特に好きなWeb shop二つ。


Kitchen. Webshop
a0040371_244513.jpg



雨と休日
a0040371_2441246.jpg
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-13 02:46 | others
kadan 1st Album "CASA" Release Party
a0040371_2342869.jpg


3月20日(土)
kadan 1st Album "CASA" Release Party
今までスタジオで練習を重ねてきた音楽を、あのステージで最大限に表現するみんながめちゃめちゃかっこ良かった。
それにしてもお客さんが多い。
スーパーデラックスの会場は超満員で、開演予定時刻から30分たっても外までお客さんの列ができていたので、30分おしで開演した。
200人くらい来ていたらしい。

僕は第二部で、haruka nakamuraさんのarneという曲のバンド編成バージョンで鍵盤を弾いた。
この曲は鍵盤とハルカさんのギターで前奏を奏で始まる。
始まる前に楽屋で、ハルカさんと、「圧倒的に美しいものを奏でましょう。」と二人で固い握手をした。

この曲はとても優しく穏やかな曲で、白い世界に光がまぶしい感じなので、鳥のささやきのようなピアノを目指した。
途中isaoさんとずっと目が合って、互いに笑いながら、音のやり取りをして、どちらかの旋律をなぞったり、提案したり、反対を行ったり、緊張感がある中で、音の会話を通してのこの喜びがたまらない。
一番楽しい瞬間だ。

みんなの音が合わさって、共に歌う素晴らしさを久々に味わった。

もう一度努力しようと思った。

a0040371_235238.jpg
a0040371_2351022.jpg
a0040371_2351812.jpg

[PR]
by free_ee_free | 2010-04-13 02:40 | music
気づくことのなかった風景
國枝志郎さんという方が書いてくださったreviewがとても良くて、凄く分かってくださっていて、感動しました。

http://www.dommune.com/ele-king/review/album/000124/
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-13 02:26 | review
自休自足
自休自足の編集部の方々のblogで、いろのみのubusunaについて書いてくださっていて、とても面白かった。
ありがたやありがたや。


http://blog.deco-net.com/?eid=110024
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-13 02:24 | review
レシピ本
図書館で借りてきた本の中で特に気に入った3つ。

秘伝の梅仕事

果物を食べるジャムづくり

テリーヌ
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-13 02:22 | diary
ZONEとsketch
今月発売予定のいろのみのニューアルバム「ZONE」の空という曲の一部がスターネットのホームページで流れています。
写真も良い感じです。

http://www.starnet-bkds.com/



それから、夏にKitchenから発売予定のアルバム「sketch」の一部がKitchenのホームページで流れています。
彼らの作ったホームページの数々のクオリティが凄いです。。。かっこいい。

http://www.kitchen-label.com/studio/


a0040371_318241.jpg

a0040371_318344.jpg

[PR]
by free_ee_free | 2010-04-08 03:21 | music
春の新メニュー
3月18日(木)

無事春の新メニューを迎える。
シェフがやめ、おっさんシェフになってから初の新メニューで、体制が変わり、ほとんどおっさんと僕で試作して完成させたので、苦労もしたけど、とても勉強になった。
色々と新しい技術も教えてくれて、任してくれるので、おっさんに感謝。


新メニューでブルスケッタにも、タルタルにも、テリーヌにも同じバゲットのスライスが付く事をホールの社員から指摘をされ、僕が作っているパンを推薦してくれたので、テリーヌには僕が焼いたブリオッシュを添える事にした。
できればタルタルも違ったパンを焼いて添えたい。
試しにいつもパンをとっている業者でブリオッシュをとってみたが、全員一致で僕の焼いたブリオッシュの方が美味いと言ってもらえた。
独学でパン屋に勝った。
業者のはおそらくバターと卵の量が少なくて、香りと柔らかさが足りない。

デザートは僕のが一番見た目が良いと評価してもらった♩

そして、記念すべき最初のオーダーはデザート2種盛りで、僕の担当するいちごのケーキと、Kくんのマスカルポーネのケーキだった。
良い風が来てる。

やっと一安心。

そろそろ卒業だ。


a0040371_315660.jpg

a0040371_32421.jpg

a0040371_32981.jpg

[PR]
by free_ee_free | 2010-04-08 03:05 | cook
ベリーのタルト
3月17日(水)

冬メニュー最終日。
さらば、ベリーのタルト。


a0040371_2502100.jpg
[PR]
by free_ee_free | 2010-04-08 02:50 | cook



Junya Yanagidaira
by free_ee_free
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
Links
フォロー中のブログ
+ blog +
苔むしたyukki blog
まごの手
つちのおと
カテゴリ
diary
music
live
cook
photo
review
others
以前の記事
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧